親しき中にも礼儀あり?~接遇について~
2020年1月30日 研修・教育
★親しき仲にも礼儀あり?
みなさんは、この言葉についてどの様に感じますか?
一般的な接遇マナーの研修をしていらっしゃる方からすれば、
当たり前でしょ?と言われそうですが・・・。
私は、介護・福祉・医療の現場において、
『親しき仲にも礼儀あり』なんて言ってるから、この業界の接遇が良くならないんだ!!
と、思っております。
スタッフ間の人間関係や、上司部下、プライベートならば、この言葉はとても大切な意味を持ちます。
しかし、介護する人が介護される人へ使ってはいけません。
ご利用者様やご家族に対して
「○○ちゃん、元気そうやね~」
「○○しといて、ダメじゃん、言ったでしょ」
などなど・・・。
忘れてはいけないのが、
私たちは「介護・福祉・医療」を提供するサービス業だという事。
レストランに入っていきなり、ちゃん付けで呼ばれたら・・・。
ホテルに宿泊する時、受付で「今日は観光?予定より遅かったじゃん18時って言ってたでしょ?」なんて対応されたら・・・。
あなたはどのように感じますか?
20年以上前の私を振り返ると・・・。
恥ずかしくて、申し訳なくて・・・。
穴があったら入りたい・・・・・・・・・・・です。
でも、だからこそ。
人を育てる立場になって、たくさん気づくことが出来ました。
この業界に必要なのは、
『親しき仲にも礼儀あり』ではなく
『サービス業としての自覚』だと、私は思います。
「ホスピタリティ」 や 「おもてなし」 は
この自覚が出来て初めて
学びのスタートラインに立つことができるのではないかと思います。
みなさんは、どう思われますか?
※着信に出られない場合、留守番電話サービスへ要件とお名前を入れていただければ、
折り返させていただきます。